こころ17周年に寄せて
~夢を描きましょう!夢を叶えるために~
こころは平成16年1月29日に誕生しました。今年で17周年を迎えます。その歩みは、皆さんとともにあり、毎月発行しているこの「こころ通信」が物語ってくれています。
こころ発足の目的は、当時この志太榛原圏域にはなかった「精神障害者地域生活支援センター」の開設でしたが国の補助金は得られず、島田市、旧金谷町の単独事業を受ける形での厳しいスタートでした。
しかし、人と人がつながり、地域と地域がつながり、引き継がれてきたものを大事に、
新しく創ってきたものや発信し続けることを通して、こころはチャレンジを続けています。
決して、順風満帆とは言えませんが、意思堅固の想いでここまで来られたのは、メンバー、スタッフの力も大きいと感じています。そして、スタートからずっと応援していただいている方々のおかげでもあります。改めて心よりお礼と感謝を申し上げます。
気づけば、組織も大きくなり、活動範囲も拡がりました。精神保健福祉分野を専門としてスタートし、地域移行支援の取り組み、知的障害を主対象とする事業の開設、就労支援事業の充実、複数市町の相談支援事業の受託、ピアスタッフとの協働など歩みをすすめてきました。地域のニーズが多様化しているこれからは、そのニーズに合わせた歩みも必要になると思います。
今、コロナ禍により、生活様式も変化し、先が見えない状況はしばらく続きそうです。
だからこそ、一人一人が希望や夢を持ち、未来に向かって歩いていく気持ちが大切だと考えます。今月の通信は、未来の自分とこころに向けて、みんなのメッセージが集まりました。こころの夢のバトンも繋いでいきたいと思います。
どうぞこれからも変わらぬ応援のほどよろしくお願いします。
副施設長 渡邊里佳