2月から3月にかけて、島事業所はこれまでにないほどの忙しさでした。」
静岡県の子育て支援啓発品に配布する製品として採用されたウッドピンチ2,000個の 生産も大詰めを迎えたほか、島田市からは、災害時の安否確認に用いる各戸配布の旗の製作作業依頼が、業者経由で5,300枚分ありました。市内の全B型事業所で受注したのですが、旗に棒を通しタコ糸を切り、通して結んで、旗を丸めて説明書と一緒に袋に入れるというたくさんの工程のある作業でした。3月19日の納品日までの約3週間作業場は黄色い旗一色となり、作業時間の後も「残業でやってくよ」、と言ってくれるメンバーもいて、最後は就労移行のメンバーやスタッフにも手伝ってもらい仕上げることができました。
すでに配布されている地域もあるようで、これから実際に皆さんの自宅に届いた時 は、この忙しさが思い出されるかも知れません。
24年度のこむぎ島事業所は、名前も(ワークセンターこむぎを改めこむぎ)スタッフも 新しい顔ぶれとなってのスタートです。場所はこれまでと変わりませんが、定員が20名となることで、さらに登録者も増えていく予定です。一人ひとりの個性や持っている力を大切にした支援を心掛けていこうと思っています。
(管理者 田代潤子)