今年は計画相談の最終年であることが大きく影響し、相談支援がそのことに追われ、本来のソーシャルワークを実践していくことの困難さがありました。しかし、一方で、こうした状況があらためて相談支援のあり方を考える機会ともなり、そのひとつの取り組みとして、榛南榛北の二市二町の委託相談支援事業所が集まり、本来の相談支援の流れと視点の確認するためのDVD作成を実施しています。こうした、個別の相談支援に留まることなく、地域全体を俯瞰しながら、事業所の枠を超え、実践を同じくする仲間が連携し、相談支援体制を考える機会を作ることができていることは、27年度以降の活動の軸となっていくものと考えています。
写真は相談支援専門員による会議
(菅原小夜子)