時代と共に福祉の考えも変わり、以前は施設や病院で手厚く保護することこそ高度なる福祉とされていましたが、今は地域でその人らしく生活することを尊重することが強調されております。つまりノーマライゼーションやユニバーサルな地域社会のことです。わが国も世界もその方向へ歩みつつあります。
当法人は志太榛原地域で、その実践団体として平成16年より活動を展開して参りました。スタートして9年目を迎えることになります。毎年のように事業内容も広がり、特に本年度からは牧之原市の2事業所(さがら作業所(就労継続支援B型事業)・地域活動支援センターはぐるま)も当法人と一緒になっての運営をしていくこととなりました。利用される方々にとって良かったと実感できるような活動及び運営をすべく努力していく所存でおり、責任を感じているところでございます。
また当法人の事業規模や活動エリアの広がりからして、これからは福祉の専門法人である社会福祉法人として活動を展開すべく、その準備を進めていきたと考えております。
理事長 山城厚生