りなむの自主製品の中心となっている「ベーカリー・うぇる」のパンが変わりました。
まず、材料の小麦粉をすべて国産小麦にしました。
今まで私達は、国産小麦でパンを作るのは難しいと考えていました。その理由として、一つは価格が高いということ、もう一つはグルテンなどの蛋白質が少なくうまく膨らまないのではないかということでした。
しかし法人の自主製品のコンセプトであるこころがほっと(HOT)する
① 地球とからだにやさしい
② ひと・もの・こころをつむぐ
に沿い、何とか作り手の見える材料でパンを作れないかと考えました。すると、ここ数年で事態は変わっていることがわかりました。食の安全に対する関心が高まる中、小麦粉を国内でという意向が拡がり、価格の決め方の変化と、品種改良により2つの課題が解決されたのです。
「『もっちり感があり、香ばしいパン』が国産小麦で作ることができるとわかれば、少々高くてもそれにしたい!」と迷わずの挑戦です。
それから、もう一つ、これを機会に160円が主流だったパンのほとんどを110円にしました。少し小ぶりだけれど、メンバーが同じことを繰り返すことで、技術を習得してメンバーだけでも成形ができるように、また、値段が同じことにより販売の時にお客様をお待たせせずに自信を持って計算できるようにとの理由からです。
国産の小麦粉は、「ハルユタカ」「春よ恋」「キタノカオリ」「ゆめちから」「はるきらり」など何だかそれだけで嬉しくなってしまうような名前ばかりです。
新生ベーカリー・うぇるでは、「良いものをつくりたい」というメンバーの思いと、日本で作られた「夢いっぱい
の麦」とのコラボで安心で美味しいパンを作っていきます。
(りなむ)