2月6日14時半頃、突然けたたましいサイレンが鳴り響いた。
何だ、何だ? 同報無線から「津波です・・・注意してください」と部分的には聞こえた。
状況をテレビで確認しようとしたがDVDになっていたのですぐに切り替わらないしラジオは雑音で聞こえない。
津波の大きさと何時ごろ来るかの情報がないので、目の前の勝間田川に「直ぐにでも津波が遡上してくるのでは」と不安になった。
人命が大事だ!いつも通り避難しようと、近くの秋葉山へメンバー・職員全員で避難した訓練と同じ8分間で避難でき、落ち着いたところで島田市にある法人本部や職員の自宅へ電話を入れてやっと正確な津波情報を得ることができ安心した。
幸いに津波は無く、結果的に実践さながらの避難訓練となったが、毎月実施している避難訓練では判らなかったことが浮き彫りになった貴重な避難であった。
浮き彫りになった課題
1. 的確な情報をすぐキャッチできるよう、「防災ラジオ等」
情報入手の機材が必要
2. 防災袋とヘルメットがすぐ取れる工夫が必要(今回、フック
に引っかかり手間取った)
3. 非常持ち出し品をまとめて保管するか、ファイルにはっきり
と明記することが必要
4. サイレンの種類をわかるようにしておくことが必要。
(地域活動支援センターはぐるま)