脱皮・再生の『巳』の意味を噛締め、
大きな課題へのチャレンジ!
新年、明けましておめでとうございます。
巳年の今年、皆さまにとって、また世界にとって、良き年でありますよう心 からご祈念申し上げます。
本年は東日本大震災から2年目となります。被災地の一日も早くの復旧・復興と、被災された皆様が希望に向かって力強い歩みをされ ることを強く願ってやみません。
さて昨年は、当法人にとりまして新しいスタートの年でもありました。長く牧之原市内で活躍してきた『地域活動支援センターはぐるま』、『さがら作業所』の2事業所と合体したということです。
今では5事業所の大所帯となりました。大きくなったことにより、長所や短所が生ずるものです。長所はより伸ばし、短所は改善を図る。まさしく本年はそれを具体化していく年となりましょう。その中でも最大の課題は『さがら作業所』の耐震対応の件です。一昨年の大震災以後、公共施設等の耐震や防災について、一層強化が求められるようになりました。そのことから今年は『さがら作業所』の移転及び建設問題について具体的な取り組みをして参ります。
今年の干支は『巳』であります。巳・蛇・へびは嫌われ者のように思われますが、昔から『へび』は信仰の対象とされ、胎児を包むということや、脱皮して復活・再生するという意味合いから『起こる、始まる、定まる』の象徴ともされております。
当法人と致しましては、前述の作業所移転や懸案の社会福祉法人化への大きな課題への取り組むに当たり、『巳』の意味合いを噛締め、山険しくとも地に這ってでも前進するよう頑張っていく所存でおります。 理事長 山城厚生